中川運河クルーズ
5月4日になるが、名古屋市の中川運河を通る水上バスに乗って来た。
称して「クルーズ名古屋」。ささしまライブから出て、ガーデン埠頭など寄りながら金城埠頭まで行く便である。
船は隅田川なんかのよりずっと小さく、船内観光アナウンスもあまりなく、係員の兄ちゃん達が運転しながらがっはっはと笑っている声だけがやたらに響く。はっきり言ってサービスはあまりなってない。
ので、自分で楽しみを探す。現在地を、Googleマップと昭文社ポケット地図とを突き合わせで確認しながら、リーフレットに掲載されている見どころを探す(それらを全部案内する船内アナウンスはないのである)。南方貨物線の橋梁跡を見逃したのは心残りだ。
中川運河はお世辞にも綺麗とは言えない。土っぽく汚れた、流れのない運河は生活に直結していて、今はもう廃れた水運業の跡を見ながら進むのはなかなかに楽しい。産業の変遷を思う。
パナマ運河と同じ形式の通船門を抜け、湾に出るのがハイライトだった。運河から海である伊勢湾に出るのに二段階の門を設け、水位を合わせてから出るのである。狭い構内で水位が上がるのを待っている間、鴎達が両岸にお行儀良く並んで見守っている。どうして彼らはそんなことするんだろう。不思議。
海に出たときの解放感は格別。左に新日鉄の工場を見ながら突き進む。名古屋港に設置されてる、南極観測船も今日は同じ高さ。
金城埠頭に到着、面白いものを見る。電車が船に積まれている!どうやら輸出の準備らしい。遠い異国に行っても頑張ってくれよ。
埠頭では同行の高2長男と小5次男はレゴランドには目もくれず、そのまま名古屋に出るべくあおなみ線に乗車。(ちなみに鉄道博物館はもう3回くらいは行ってるので今回はスルーしました)
あおなみ線ではまた楽しみが多く、貨物駅への分岐を探したり、その貨物駅がどうにも見覚えがあると思ったら私が4月に散歩して気になって歩道橋から写真撮ったまさにその場所だということがわかったりして、最前にへばりついて見た甲斐があったのでした。
初めてささしまライブ駅で降車。JR、近鉄、名鉄、新幹線がひっきりなしに見えるなかなかの撮り鉄スポットでした。愛知大学内フードコートのスガキヤでごはん食べよう!…と盛り上がっていたのにGW中で閉まっていて残念。隣のすき家とおにぎり処多治はやってたのになあ。モスバーガーに寄りました。
そうしてゲーセンで翌日の電車でGO!ゼロピタ選手権の練習をしている時に、濱崎さんから連絡をいただいて、特訓へと漕ぎ着ける訳です。
充実した良い連休でした。