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愛知県の主婦の日常雑記

塾を使える子、使えない子

中学生向けの学習塾は個別指導が主流になりつつあり、うちの子も例に漏れずそうした塾に通っている。
個別は普通、わからないところをきめ細かく聞ける指導がウリである。


しかし、うちの子はこれをうまく活用できなかったみたいだ。
数学の躓きを放置。先生に聞いても理解に至らず、別の日に聞いて解決ということもできず、引っ込み思案なのか、本人に尋ねたら「先生忙しそうだから聞けない」という答えが返ってきた。


これを塾の怠慢とみるか子の不運と見るか。金とってるなら当然わかるまで教えてくれよ、というのが通常の保護者の主張であろう。しかし塾も商売である。20歳になるならずの大学生を安い賃金で抱え込んで講師として使う。良心的な塾なら生徒一人ひとりの面倒を見てくれようとするだろうが、昨今の労働事情を見て塾だけにそんな期待が懸けられようか?


勉強がわかるわからんってけっこうこういう運不運が左右する。これを不運という言葉で片付けられないように、次どこかの塾にお世話になる時は、子に合う合わないをほんとうに熟慮して決めなくちゃいけないなあと反省している。

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