読書記録
- 作者: ティム・マーシャル,甲斐理恵子
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2016/11/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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印象的だった話①アフリカのデカさ。メルカトル図法じゃ伝わらない、地球儀で初めてわかる巨大さ②(抜粋)アラブ諸国は悪意に、いや、憎悪に満ちている。平均的な西欧人にはわからない、目の前に印刷物として置かれたとしても信じたくないほどの憎しみだ。わたしたちは、自分自身が持つ悪意を、ありあまるほどの悪意を自覚している。それなのに、中東の悪意は見て見ぬふりをしようとしているのだ。→え…③ボルテール「君の言葉は認めないが、君の発言権は死を賭しても守る」いい言葉ですねこれ!しかし昨今は文化の相違を念頭に置いた「相対主義」が影を落としているとのこと やはり影かこれ④あと印パのどん詰まり感
それと、浅羽先生の新書で触れられていたリベラル問題が、ここでも出てきたのが興味深かった。「人が空腹で何かに怯えているときに、パンと身の安全か、または民主主義の概念か、どちらかを選べと言われたら、選択は難しくない」選択はその人の生活から逃れられないって話。