everyday

愛知県の主婦の日常雑記

Crucified,terrified,sacrifice,my whole life

 ヘヴィ・メタルが好きなのであるが、理由の一つに歌詞のどうしようもないどうしようもなさ、があるのについさっき気が付いた。20年もメタルファンやってるのに。
 このどうしようもなさは80年代までのバンドにはあまり見られず、スラッシュが出て来てから発達したような気がする。わかりやすい怒りの表現に、MEGADETHあたりが冷たい怒りの表現をぶつけてからか。私はANTHRAXの世界観がいちばん好き。

 Thinkinig evil, is that just your normal gig  Fueled by hatred, happy as a stuffed pig
 You're so lonely, everyone around you reeks
 Of indifference, thriving in their apathy
 (Room for One More)

 スコット・イアンがミドルネームに「NOT」と入れ込んでる精神も好き。NOTだよ。ふざけんな。
 アンスラはメタルとヒップホップが接近し始めた時代の先駆者と言ってもいい。ヒップホップの持つ、現実をねめつける攻撃性がヘヴィなビートに乗るのすごく好き。クソな時代をクソに生き抜いてやろうじゃないか、という決意表明を感じる。ストレートにそんな文言がならぶジャンルってあんまない。んでヤケクソなパワーをくれる、そういうヘヴィネスの入ったロックは唯一無二のもので、やっぱり好き。
 
 Kickstart and turn me over
 Punchdrunk, but I'm still sober
 Fourteen years and a whole lot bolder
 And I don't flinch
 Hungry and I'll take the best
 'Cause I never wanted anything less
 What doesn't kill me makes me stronger
 (Fueled)

Room for One More

Room for One More